にきび肌を改善して健康な肌作り!!にきび治療に大事な事とは?!

にきびは女性の永遠悩みでもあります。にきび改善は外部ケアも大切ですが、実は、内部ケアをしっかり行う事で、身体の内側から変わっていく事ができます。体内のホルモンバランスの正常化は、肌環境を良くして元気にします。ここでは、にきび治療とピルの関係性を、にきびのホルモンバランスの観点からお届けします。

健康な肌に欠かせないバリア機能とは?

バリア機能は角質層にある

肌表面にある0.02mmの角質層に肌のバリア機能は備わっています。このバリア機能によって肌の乾燥と外部刺激から守るっています。肌の潤いはこのバリア機能がしっかり正常に整っている事が重要です。健康な肌には、バリア機能の構成保湿成分でアミノ酸が安定して留まっている弱酸性の肌がポイントで、弱酸性の肌と言うのは常在菌のバランスも整った状態です。しかし、肌乾燥によって外部刺激を受けやすい肌環境では皮脂が不足している為、敏感肌や乾燥肌の方の肌と言うのは弱アルカリ性に偏っている傾向があります。なので、肌の健やかな状態と言うのは、弱アルカリ性のバリア機能である事が大切な条件と言えます。バリア機能低下の原因には、ターンオーバーが乱れや角質層の保湿不足が原因のひとつに挙げられるので、肌に合った保湿も肌荒れ防止のポイントの一つになります。

肌本来の潤す力

肌と言うのは、本来、自ら保湿成分を作って潤いを角質層に蓄える力が備わっています。潤いは、天然保湿因子、細胞間脂質、皮脂膜、これらの3つの要素から成っており、角質層の中でそれぞれに役割が異なります。なので、どの要素も欠かす事ができない成分です。
天然保湿因子は、その成分のおよそ半分はアミノ酸で、アミノ酸と言うのは肌を潤す素となる成分です。角質層の中で水分を含んで保持する役割があります。また、角質細胞同士を繋いでくれているのが細胞間脂質なのですが、成分にはセラミド、コレステロール、遊離脂肪酸などが含まれています。肌の中の水分を留める役割を果たしており、天然保湿因子を安定させる必要成分になりです。さらに、皮脂膜と言うのは肌表面の膜となって、水分蒸散防止の役目を果たしています。肌は自ら天然の保湿成分を持っているのですが、この事を皮脂膜と言います。皮脂膜で充分に角質層が潤っている状態が、最も肌にとって理想的なバリア機能の状態です。なので、それを不足しないよう適切に潤いを補う事が、肌本来の潤す力を高める要素に繫がります。

大人にきびとホルモンバランスの関係とは?

繰り返えされる大人にきび

大人ニキビは、成人した20歳以降にできるにきびの事を言います。一回でにきびが治る事は少なく、繰り返し同じ場所ににきびができたり、にきび痕が残りやすかったりします。また、生理前ににきびができたり、頬や顎ににきびができやすかったりするのも、大人にきびの特徴です。主な大人にきびの原因は、肌の生まれ変わりのサイクルであるターンオーバーの乱れから生じる乾燥、肌に蓄積した古い角質などが挙げられます。思春期にきびでは皮脂分泌過剰や毛穴詰まりなどが原因で、毛穴の中で炎症を起こしアクネ菌が繁殖して、にきびを引き起こしていましたが、バリア機能が良好で回復力も早いので直ぐ治る事が多かったですよね。
一方、大人にきびになると、ターンオーバーの乱れで肌が乾燥して、古い角質が肌に溜まる事で角質層が厚くなり、肌表面の毛穴を塞いでしまいます。それが原因となって毛穴の中でアクネ菌が繁殖して患部が炎症し、さらに、ターンオーバーの乱れを誘発します。この悪循環によって、比較的皮脂分泌が少量で、オイリーのなりにくいフェイスラインにも大人にきびが繰り返しできてしまうのが特徴です。

大人にきびができる原因

乾燥によるバリア機能低下

肌の一番外側にある角質層と言うのは、しっかり潤いを与えて蓄える事が大切で、外部刺激から肌を守る為のバリア機能が備わっている場所です。ですが、乾燥、紫外線、肌の過剰摩擦など、これらの要素はバリア機能低下に繫がる事はもちろん、自ら肌を守る為に角質層を厚くするので、にきびができやすい肌環境を作ってしまいます。大人にきびは、顎、口元、フェイスラインなど、皮脂腺が活発な場所でなく、乾燥しやすい場所にもできます。なので、スキンケアで肌の水分と油分のバランスを補い、肌乾燥を防止する事も大切です。

ターンオーバーの乱れ

ターンオーバーの乱れとなる原因には、睡眠不足、過度なストレス、食生活の乱れなどが挙げられます。本来、一定周期で肌の角質層の細胞は生まれ変わっており、新しく肌が生まれ変わる事で、健やかで潤いのある肌を維持する事ができます。ところが、ターンオーバーに必要な栄養が不足していたり、ターンオーバーを行う時間帯に睡眠できていなかったり、肌サイクルを乱す要素はターンオーバーの長期化を招きます。すると、本来であれば自然に剥がれ落ちる古い角質が、肌に留まり毛穴詰まりを起こす事から、にきびを招く場合もあります。

生理周期の皮脂分泌増加

女性の場合は生理周期でニキビができやすくなります。排卵後から月経前までの期間は、肌はオイリーっぽくなったり、にきびができやすかったり、肌荒れしやすい時期と言えます。なので、皮脂分泌が活発化しているこの時期には、肌を労りながら清潔な肌環境を保つ事が大切です。

低用量ピルでにきび治療ができるワケとは?

低容量ピルと聞くと、避妊薬のイメージがありますが、実は低容量ピルにはにきび治療効果も期待できるホルモン剤です。低用量ピルは、男性ホルモンへ作用してくれる為、それがにきび効果へ繫がっています。にきびができる原因の一つには、男性ホルモンの皮脂分泌過剰が大きく関わっており、にきびの原因のひとつになりです。女性であっても男性ホルモンは体内で分泌されていまし。なので、低用量ピルを服用する事で、皮脂分泌を抑えてにきび改善へと導きます。

プロゲステロンの過剰生産

プレゲステロンと言うのは、今後の妊娠に備えて子宮内膜を整え、基礎体温を上げる働きがあります。男性ホルモンと同様に皮脂分泌力を活発化する為、オイリー肌になってしまいます。身体変化では、便秘、免疫低下、眠く、頭痛、浮腫み、心労、不安、落ち込み、イライラなどが挙げられ、甘い物や暴飲暴食をしがちな方は、さらに皮脂分泌力を活発化させてしまう傾向があります。体調とストレスの影響で男性ホルモンが優位になると、にきびが出来やすい状況ができます。

ピルのにきび治療効果とは

エストロゲンは美肌ホルモン

エストロゲンと言うのは、主に卵胞や黄体から分泌される、妊娠の準備をする為の女性ホルモンです。また、最近ではエストロゲンの事を美肌ホルモンとも言われており、美肌作りには欠かせないホルモンです。エストロゲン分泌量は年齢で変わってきますが、30歳をピークに低下していき40代後半からは急速に減少すると言われています。

ニキビや肌荒れの改善について

生理前前後にきびや肌荒れが引き起こる理由には、ホルモンバランスの乱れが一番に挙げられます。特に、女性の身体から分泌されるストテロンと言う男性ホルモンは、ニキビや肌荒れを起こす要因です。低用量ピルを服用してテストテロンが分泌される事で、ホルモンバランスが改善されて整い、生理前後のにきびや肌荒れに有効性を発揮します。